スマートイルミネーション横浜2012を観てきました。
“省エネ技術とアートでつくる“をコンセプトに
横浜都市臨海部で10月31日から11月4日の5日間に渡って行われたアートイベント
会場は5エリアに分かれていましたが、
象の鼻パークと
日本大通りの2エリアを観て周りました。
まずは
象の鼻パーク、
ミラーボールを用いた空間演出を行う集団
MIRRORBOWLERによる
0(zero)-自転車で光る大きな卵
自転車を漕ぐことで生まれた電力によって LEDライトの光が
卵型に組み上げられたミラーボールオブジェを照らしてきらめくと言う作品
ミラーボールの小さな光が周りに飛び散るようにキラキラと綺麗だった。
私も卵を光らせたくて自転車を漕がせてもらったが
接触状態の悪い自転車だったそうで 必死に漕いだのに光を生むことは出来なかった。
本当ならもっと輝く作品であるらしい。
光るスーツの男が現れた。

発光ダイオードで電飾したスーツの
日下淳一さんらしい。
近くでスーツを見せてもらうと 蝶や花を艶やかに刺繍した
赤色の打掛生地で作ったスーツだそうだ。
彼は象の鼻パーク内を光ったまま動き廻り
この後でも写真に美しく華麗に写りこんでくれている。
光るにょろにょろが生えてきたみたい
竹澤葵さんの
balloomination広場に100本の光る細長いバルーンが設置してあった。
揺らしたり倒すとバルーンの色がゆっくりと変わって行く作品で
風の揺らぎや子供のいたずらでカラフルに光っていた。
上のballoominationの写真でも
キングこと神奈川県庁本庁舎がライトアップされているが
横浜税関、神奈川県庁本庁舎から赤レンガ倉庫一号館、波止場会館など
象の鼻パークに隣接する建物群が無線を経由した信号で一体的に演出され、
The Organic Radiance Ring/有機的な光の輪という作品になっていた。
LED照明が連動して色を替えて行くことで出現した巨大な光のリング、
見渡す限りのイルミネーションの光の輪に取り込まれた感覚。
象の鼻テラスでは GWの
”「ENJOY ZOU-NOHANA」の時に
期間限定で展示されていた
「未知への鼻」も再登場して
光の輪の中で照らし出されていたのだが
強風だったこの日の赤い林檎は
鼻先から外されてテラス入口でふわふわと飾られていた。






日本大通りではオーストラリア人女性二人のユニット
Pip & Pop(タニヤ・シュルツとニコル・アンドリヤヴィチ)の
moon flower dreamを郵便受けの細い隙間から覗き込んだ

顔料や砂糖等、身近にある素材を用いてつくったというオブジェは
カラフルに発色するファンタジック空間になっていた。
どこか日本の“カワイイ文化”に通じるモノがあると思う。
閉め切ったドアの郵便受けを押し開けながら覗き込むと
作品の全体像が見渡せず 想像で補ってしまうので
この世界をより広く感じられるのではないか、
秘密めいた行為で不思議世界を観るのも面白いと思っていたのだが
後に知ったところによると なんのことはない、
この日は強風の為にドアを開放出来なかったので
苦肉の策として郵便受けから覗かせてくれただけだったらしい。
展示会場も旧関東財務局だったので内部を観てみたかった。
日本大通りの歩道では 昼と夜が反転したようなライティング
橋匡太 夜の木陰並木の上から赤や青のライトを当てるので
風が樹を揺らすと不思議な色の木漏れ日も揺らぐ。
この通りはイチョウ並木、となると下に無数に落下しているのは
芳しい銀杏・・数が多すぎて踏まずに歩くのは不可能
思いがけず秋の香りを深く味わってしまう。
強風の為に一部のプログラムは変更・形を変えてでの展示でしたが
見るだけでなく参加出来る機会も豊富で
イルミネーションと遊べた特別な夜、
楽しさから寒さと時間を忘れていました。


