庭園美術館に行ってきました。
東京都庭園美術館は
皇族の朝香宮邸として建てられたものを
戦後には外務大臣・首相公邸、国の迎賓館として使用した後に
美術館として公開したそうです。
特に、アール・デコ様式の装飾を多く残し、
建物自体の評価も高いとか。
そんな庭園美術館が
年に数日だけ館内撮影OKになるというので
私も行ってきたのです。
正面玄関を入ると
そこにはいきなり モザイクの床と
ルネ・ラリックのガラス・レリーフがあります。

大きな翼を広げた型押しガラスの女神、
凹みで表現された翼は
千手観音の手のようにも見え、凛々しさを感じます。
ガラスの後ろからライトの光りを当てているので
ほのかに灯ったように見えるのが神々しくありました。


大広間に続く次室の中央にあるのは
巨大な香水塔。

アンリ・ラパンがデザインし、
国立セーヴル製陶所で製作されたそうです。
くるくる巻いたような照明部分に香水を入れ、
お客様が見えた時に照明の熱で香りを漂わせていた事から
香水塔と呼ばれたのだそうです。


続いての大客室には
ルネ・ラリックのブカレストというシャンデリアがあります。
先端に花が咲いたようなデザイン、
花と歯車をイメージしてるのだとか。

銀引きフロスト仕上げのエッチング・ガラスを嵌め込んだ扉や
大理石の暖炉、
壁上部のグリーンの模様は壁紙ではなく、
アンリ・ラパンによって描かれた壁画なのだそうです。
次の大食堂は
円形に張り出した不思議な造りをしており、
ここの天井にもラリックの照明があります。

パイナップルとざくろを詰め込んだボリュームのあるデザイン。
ゴテゴテしているようなのに
軽やかで楽しげな雰囲気を醸し出すラリックの技を感じます。
オレンジ色の大理石の柱や
植物文様のレリーフに銀灰色の塗装を施した
レオン・ブランショによる壁も印象的でした。




1階はお客様向けの部屋だったのに対して、
2階は家族の小部屋が続きます。
どの部屋も照明が凝っていて、
しかもデザインが全て異なるのです。
私が一番気に入ったのは
姫宮寝室前のホールにかかった
複雑な星型照明です。

赤や緑を通した光が
白い壁に落とすやわらかい色も素敵でした。
お庭を見下ろす大きなガラス窓を持った
2階のベランダ。

このベランダが殿下の部屋と妃殿下の部屋をつないでいます。
ベランダといっても屋内なので 縁側のような場所。
開放的で気持ちの良いスペースでした。
最後の部屋は
3階に一間だけある
ウィンター・ガーデン。

温室として設計されたこの部屋は
普段は非公開なのだそうです。
思いの外小さな部屋でしたが
白い壁と床の市松模様が美しく、
明るく静謐な空気が流れていました。


やはり3日間限定のイベントだったので
混雑していました。
しかもみなさんカメラ持参なので
”撮ったらすぐに場所を譲る ”みたいなのが
暗黙のルールとなっており、
じっくり見られなかった箇所もあったのですが
その代わり、
家に帰ってから撮った写真をじっくり見ると
細かな細工に気付けたりもします。
美術館の新しい楽しみ方でした。




6月あたりに自然教育園へ出かけたとき、ついでに寄ったことがあります。
と言っても庭園の方だけでしたけど(^^;
そのときはアジサイとマユミの花が綺麗に咲いていました。
細かいところまで良くわかり、
芸術的で図録を見てるみたい。
私も初めて行ったときには、
展示物よりも建物が気になってしまいました。^^;
そのときは、ウィンターガーデンだけ
撮影可能でした。
お庭のジャガー(でしたっけ?)は、
私も撮ってきましたよ。
そのときの記事をTBさせていただきました。
お庭はいろんな花が咲くみたいですね、
今は寂しい時期みたいで
和室の方もわびしさが漂っていました。
アジサイの花はみずみずしくて撮り甲斐があったでしょうね、
マユミって実がカワイイのに
あんまり見かけませんよね?
建物内ももう一度ゆっくり見たい気がしますし、
マユミや季節の花を見に
また行きたくなりました(^^)
★★>>ふぴこママさん
TB有難うございます、うれしいです(^▽^)/
ふぴこママさんが行かれた時は
大正シック展でしたよね?
今回は館内を見るだけ、ほかに展示がなかったので
ちょっぴり残念でした。
お庭のジャガーさん(座るヒョウだったかも?)は撮りたくなりますよね〜♪
動物像は好きですが、それが猫科なら
思い入れはひとしおです♪
このジャガーさんは右と左で顔が違ったので
正面と右と左の3枚撮っちゃいました。
...さくらんさんに切り取られるとさらにイイ!
しかしホントに撮影大変そう!
日本の美術館はどこでも禁止事項ばかりで息苦しいが
写真を撮れるだけでもずいぶん自由が違いますね。
同じ鑑賞するのでも、写真に撮りながらでは
見え方が違いそうですし。
こういうのがにあう生活をしてみたいでもんですよ〜
はあ・・・うっとり。
なんでこうもアタシの部屋とは違うものか。
じつと手をみる。
庭園美術館はいいですね、
また花の多い時季に行きたくなりました。
撮るのはそんなに大変でもないですよ、
ちゃんと撮ろうと思ったら大変なんでしょうけど、
私は何も考えずに適当なので・・(^^;)
あ、でも矢鱈画像を多く貼ってるブログなので
記事UPは大変です。
好きでやってることなんですけどねー。
★★>> 浩平さん
海外では大きな美術館でも撮影OKだったりするらしいですね、
そういう話を聞いて羨ましく思っていたのですが
庭園美術館でもこういうイベントがあって嬉しかったです。
ほんとそうですね、
私はファインダーをのぞくと視野が狭められるので
細かいところまで見られたと思います。
全体像の観察は弱かったかもしれないけれど・・(^^;)
★★>> わちさん
自分のお部屋と比べちゃあイケナイよ、
相手は皇族ですもん。
(^^;)
でもあの市松模様とか星の形の照明は
マネしたいよね、欲しいなぁ・・。
じつと手を見る・・・って啄木かい!
あとでじっくり楽しめますよね。
すごいですね。芸術って、
そのものだけでアートするのではなくて
まわりの雰囲気や光も合わせて
一つの作品となるような感じですね。
素晴らしいです。
素晴らしいぶんか遺産ですね
素敵な建物です、
みられて良かったですね
コメント有り難うございます
どんなカタチなんだろ〜。
床が大理石だとかシャンデリアだとか
階段に赤い布があるとかずいぶん豪華だね。
一番最後のネコ像はやさしいカオをしているなぁ〜。
上手い人が撮ったらもっと素敵なんでしょうけれど。
私の写真はちっとも良くないので
いつも撮りながら
他の人はどんな風に撮ってるんだろう?って
気にしちゃいます。
本当ですね、建物は光や雰囲気も
取り込んで作品にしますね。
★★>> ryuji_s1 さん
いつもコメントありがとうございます。
いつか入ってみたいと思っていた
美術館だったんですけど
見るだけでなく
写真も撮れて楽しめました。
もっとじっくり見たい箇所もありましたが
撮れるチャンスに出会えて良かったです。
★★>> 種子さん
パイナップルの照明は四角なのよ、
照明自体の写真のせなかったから
分かりにくいよね(^^;)
階段はレッドカーペットよ!
(ちょっと違うか。)
最後の猫科の像は左が精悍な顔で
右側がやさしい顔に見えたの、
面白い像だったわあ。
照明もひとつひとつがステキだわ〜♪
いつかかっぱもこんなお家に…あ、ムリ?(笑)
でも、古い建物って味があってホントいいわ〜(´∀`*)ウフフ
いつか・・・って、かっぱさんの豪邸は
こんなもんじゃないでしょ〜?
豪華で美しい邸宅にお住まいだっていうウワサじゃないですか〜♪
みるく様専用ROOMもあるんでしょ?
いいな〜、今の私には
自分専用の部屋もないってのにぃ。