骨董通りからちょっと入った静かな道を歩いていると
突如"TARO"デザインの大きな壁が現れるので驚く。
青山の記念館は八十四歳で亡くなるまで岡本太郎氏のアトリエ兼住居で
戦前には岡本一平・かの子・太郎の一家が永く暮らしていた土地だそうだ。
建物はル・コルビュジェの愛弟子だった坂倉準三の設計だが、
太郎の求めに応じてブロックを積んだ壁の上に
凸レンズ形の屋根をのせたというユニークな建築。
凸レンズを通じた太陽光は建物内部で焦点を結びそうに思える、
また建物自体が光を放って空に光の焦点を結びそうにも見える。
庭は思ったほど広くないのに 芭蕉の木は茂るは
作品がいくつも置かれているわでちょっと窮屈そうだが
どこか可愛くまとまっている。
曲線や丸型を多用した太郎氏の立体作品は キャラ的で愛らしい。
靴を脱いで 記念館内部に上がると
実物大蝋人形がお出迎え。

蝋人形太郎氏の衣服は季節ごとに着替えているそうだ、
そしてネクタイも太郎デザイン。
本人から型をとったという蝋人形を見て
意外と小じんまりした方だったんだな、と思ってしまう。
記憶の中ではぎょろ目でインパクトある言動が残っていたからだ。
そして蝋人形といえど、太郎氏の作品に囲まれてしまうと
作品の迫力に負けてしまうからだ。
奥のアトリエは2階までの吹き抜け構造で
生前のままに筆や絵具、未完成のキャンバスを残してあるとのこと。

一日を通して光の変化が少ない北側を選んで
大きな窓のをアトリエを作ったそうだ。
飛び散る絵具の跡。
描いていた絵がキャンバスに収まりきらなくなると
キャンバスを継ぎ足して描き進めたという太郎氏、
絵画作品実物を見ると筆跡の生々しさや力強さを感じる。

2階はこの時TARO100祭の展示期間中だった為に
太郎氏の作品がほとんどなかったのだが
一角では あの太陽の塔のミニモデルがエネルギーを放っていた。

みうらじゅん氏は子供時代に万博広場にそびえ立つ太陽の塔をみて
「エレキング!!」と叫んだという。
怪獣として理解してしまうのも分かる気がする、
ズドンとした塔なのだけれど、静的な立体作品ではなく
動きや生命力まで感じられるからじゃないだろうか。
記念館自体は小さく、それなのに作品を所狭しと並べてしまってるので
濃厚なTAROエネルギーを感じられる場所になっている。
そして嬉しい事に写真撮影OKなので
細部に注目しながら作品ひとつひとつをゆっくりと観られた。
さて、画像のあちこちに黄色い防護服を着た小さなモノが写りこんでいるのに
お気づきでしたでしょうか?
その話は次回に・・・。
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岡本太郎 偉大な芸術家ですね
素敵な記念館
いいですね
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
“生命の樹”なかったのは残念でしたね?
あのパワーに満ちた作品が、この小さな館から
生まれていたなんて不思議ですよね(笑)?!
こんな小さいところから、太陽の塔が生まれたの!?びっくりです。
あの大きな絵を描いちゃう人なんだから
面白そうな人ですよね。
確かにギョロ目の思い出ありました、すぐに爆発だあ!!って言っちゃう人ですよね。
いつもコメント有難うございます。
入口にはカフェもあって
作品いっぱいのお庭を眺めながら
お茶も出来ちゃうという
素敵な記念館でした。
★★>> cyazさん
TB有難うございました!
意外な程小さい館でしたが
それだけに濃厚な空間でもありますね。
「生命の樹」期待していたんですが、
2階は企画展示だったので観られませんでした。
これは再訪するしかない・・・
★★>> ふじふじさん
岡本太郎作品というと、以前一緒に行った竹橋の近代美術館を思い出します。
蝋人形、やはり良く出来てるので
夜中に見たらびっくりしちゃいそうです
化けて出た!?って。(笑)
岡本さんちはもっと大きな豪邸かと思っていました、
アトリエも工場みたいに広〜い場所かと。
物理的広さは作品の大きさに必ずしも関係しないんですね。
★★>>わちさん
岡本太郎といえば「芸術は爆発だ!」ですよね(笑)
ギョロ目で爆発だ!ポーズのイメージがあったのですが、
この蝋人形のポーズは何なのだろう??
「明日の神話」はさすがに大きいですよね、
私も数年前に日テレのイベントで間近で見ました、
あの渋谷駅の中で観てもやはり大きいと実感します。
核爆弾爆発の瞬間を描いたあの絵の世界も
今年は現実味を帯びてしまいました、今までとは違った目で観賞出来そうです。
頭の中に刻まれていますから岡本太郎さんは
親しみやすいですよね。
このごろ、岡本太郎さんをトリビュートする
作家さんの展示とか、いろいろやっているみたいですね。
ここは、芸術を特に知らない方でも
楽しめそうなところですね。
この蝋人形は夜見たら怖いでしょうね。
続きが楽しみです。
やはりスゴイですね。キャンバスなんかに収まりきれるわけがないエネルギーを、写真からも感じます。
何と言うか…作品一つひとつが爆発したエネルギーの破片とでも言ったらいいのか。
黄色い人たちの正体? なんだろう??
全4話のうち第3話を録りそびれてしまって、
結局第2話までしか観れてません・・・
再放送してほしいなあ。。。
今年は岡本太郎生誕100周年なので
太郎作品の展示から、yottyanさんのおっしゃるように
太郎トリビュートなイベントも多かったようです。
太陽の塔を含む大阪万博、大きなインパクトだったのでしょうね、
記念館でミニサイズになった太陽の塔は可愛いオブジェでしたが
大阪で(遠目に見ただけですが)見た本物の塔は
凶悪な程存在感がありました。
自分の型をとって蝋人形を作っちゃったり
可愛い作品をつくったりと太郎さんという人はお茶目な方だったんだろうなと思います。
★★>> ももさん
青山の記念館前を通ったことありましたか、
あの辺りはアパレルのショーウィンドウがデコラティブデ凄かったり
隠れたドーナッツ屋さんがものすごく美味しかったり
面白いエリアですよね。
記念館は小さいですが詰め込まれた作品達には力があるように思います、
ももさんの”爆発したエ ネルギーの破片”っていう言葉に深く頷いてしまいました。
★★>> Hirokazuさん
ドラマ、NHKのですか?
私も観たかったんですよー(1話も観てない)
終了してから存在を知りました
2話まで観たっていうHirokazuさんが再放送して欲しいっていうぐらい面白いドラマだったんですね、
嗚呼、やっぱり観たかったー(泣)
黄色の防護服・・とくればおやじ顔のあれですかね? 岡本太郎とコラボしてたとは知りませんでした。楽しみです。
青山の記念館は行ったことがありません。^^;
建物も凸レンズの屋根とは変わっていますね。
犬の植木鉢、かわいいな〜
あちこちからパワーが感じられそうです。
デジカメ持って一度は行ってみたい場所ですね。
太陽の塔改めて観るとカワイイですね、手を前に動かしながら歩きそう(笑)
私もキーホルダーかピンバッチ買おうか悩みました、
買わなかったのを後悔中です。
そうなんです、黄色い服のおやじです、
アレはおやじだったんですね、今まではくりくりオメメの子供だと思ってました(^^;)
★★>> むんみーさん
むんみーさんも川崎の美術館に行かれたんですね、
青山は建物が小さいので同じ作品でも川崎で見たら
印象が異なりそうです、川崎にも見に行ってみたくなりました。
植木鉢なのに、犬で、しかも表情が可愛いですよね、
どこか植物の守り神っぽくもありました。
記念館のスタッフさんが「カメラOKなので良かったらどうぞ」って言ってくれるおおらかな施設なんですよ、むんみーさんもカメラ持って是非に!