2011年08月28日

★黄金町バザール2011<制作中>★

       黄金町バザール2011 を観に横浜へ。
安部泰輔 アカイクツヲハイタネコ日ノ出スタジオ  黄金町バザール2011.jpg
アーティストさん達が町に滞在しながら
様々なアートプロジェクトを展開するイベント。
8月中は公開制作&作品展示期間ということで
制作風景そのものも展示として見せてくれるとの事。

地図を見ながら細い道を練り歩くと
突如 作品が現れる。
北川貴好 amplitude黄金町 振幅する光 黄金町バザール2011.jpg
その唐突具合や 馴染み具合も 楽しみのヒトツ。

このイベントの舞台となっている黄金町駅から日ノ出町駅のエリアとは
かつて麻薬の取引が行われたり違法飲食店が軒を並べる
関東屈指の青線地帯として知られた地域だったそうだ。
そんな町のイメージを払拭すべく、
行政と地域住民とNPO法人が一体となって”アートによるまちの再生”をテーマに
様々なイベントに取り組み、
黄金町バザールもその一環なのだとか。

黄金町.jpg黄金町 レンタルルーム.jpg黄金ミニレジデンス.jpg日ノ出町平成会.jpg
町には新しく明るいお店やギャラリーが増えてきたそうだが
それでも町にはまだ奇妙な間口の建物やお店が残り
往時の爪痕を窺わせる。

スッティラット・スパパリンヤ 八番館 黄金町バザール2011.jpg
今回のイベントポスターに登場するぬいぐるみも制作している
スッティラット・スパパリンヤさんが不要になった日用品で
モビールのように揺れ動く楽器を公開制作中。
公開で人の流れがあると、作品はどのように影響されるのだろうか?

北川貴好「amplitude黄金町 振幅する光」 黄金町バザール2011.jpg関本幸治 「旅のための洋服選び」高架下新スタジオ 黄金町バザール2011.jpg村田真「アートのみかた(彫刻)」 高架下新スタジオ 黄金町バザール2011.jpg

大岡川沿いを歩いていると
鳩の声が聞こえた。
本間純 鼻歌ー鳩 黄金町バザール2011.jpg
川沿いの手すりに、鳩。
あまりに自然に風景に馴染んでいたので
見過ごすところだった。

ゴールデンスタジオ「レッドライト・ヨコハマ」ハツネテラス  黄金町バザール2011.jpg加藤翼「11.3」プロジェクト 八番館 黄金町バザール2011.jpgハツネテラス  黄金町バザール2011.jpg

やはり公開制作中のマーク・サルヴァトゥスさんの作品に
私も鉛筆で線を引かせてもらった。
 マーク・サルヴァトゥス 小串スタジオ 黄金町バザール2011.jpg
スタジオの外壁に私が自分の持ち物の形を鉛筆でトレースすると
マークさんがその中に模様を描きこんでくれるという。
仕上がりが大変楽しみだが
私は壁の下の方にトレースしてしまったので
模様を描き難くなかっただろうか。

安部泰輔 アカイクツヲハイタネコ日ノ出スタジオ黄金町バザール2011.jpg秋山直子「大きい家と小さい家」ハツネウインg 黄金町バザール2011.jpg野田智之「リサイクル・アートライブin黄金町」 ハツネウイング 黄金町バザール2011.jpg
平井豊果「変革ドローイング」 GALA House 黄金町バザール2011.jpg筑豊スカブラ市場 AスタジオHINODE 黄金町バザール2011.jpg平井豊果 GALA House 黄金町バザール2011.jpg黄金ミニレジデンス  .jpg

訪れねば、と思っていたのは竜宮美術旅館
進駐軍相手の連れ込み宿として使われていた旅館で
それが放置されて廃墟となっていたのを
黄金町バザール2010建築プロジェクトにより
美術館として蘇らせたのだとか。
建材の痛みをそのままにしている部分もあり、
時間を刻んだその風合いにぐっとくる。
竜宮美術旅館 .jpg

竜宮美術旅館1階奥、
床に段ボールを敷きつめ ペンキ缶が並ぶのは
会期中横浜と東北を往復して被災地でボランティアを行いながら
東北の活動を紹介し心の交差を生むプロジェクトの
遠藤一郎さんの制作現場。
なぜか壁の隙間から草が生えていた。
遠藤一郎 RAINBOW JAPAN〜未来へ号バスがゆく!!〜竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg
この草は作品の一部だったのだろうか?
東北のど根性、人の力、希望の芽の象徴のように思えてしまう。

この旅館の過去を聞いてしまうと
どの部屋にも秘密めいた空気が漂うように思えてならない。
この竜宮美術旅館は周辺地区の再開発に伴い
来年取り壊される予定であるらしい。

2階の白い部屋には
無数の白い葉が芽吹いていた。
松澤有子「ひかりを仰ぐ」竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg
小さな紙製の芽を白い部屋の壁やベッドや本にまで芽吹かせた
松澤有子さんの作品。
この紙の芽はワークショップで参加者と一緒に制作したモノらしい。
私も参加して芽を作りたかった、
そして日が当たらず、風通しの悪そうな場所にあえて芽吹かせて欲しかった。

竜宮美術旅館.jpg小林孝一郎 The women of the mountain】竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg志村信裕「lace」浴室 竜宮美術旅館 .jpg
RAINBOW JAPAN〜未来へ号バスがゆく!!〜 遠藤一郎 竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpgRAINBOW JAPAN〜未来へ号バスがゆく!!〜遠藤一郎 竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg北川貴好 竜宮美術旅館・洗面所.jpg
狩野哲郎「自然の設計」竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg竜宮美術旅館 2階洗面所.jpg松澤有子「ひかりを仰ぐ」竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg遠藤一郎 RAINBOW JAPAN〜未来へ号バスがゆく!!〜 竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg小林孝一郎「咲いている花」「咲いた花」「Hawksbill turtle」 竜宮美術旅館 黄金町バザール2011.jpg

観たいと思っていたさとうりささんの作品は移動中で展示されていなかったし、
twitter上で作品に使うリボンを募集していた
フタミフユミさんのアトリエも不在なのか施錠されて見られなかった。
こんなのも制作期間中ならでは。
制作中の状態を垣間見させてもらうのも興味深かったが
それだけに完成後の状態も観て見たくなるもの、
滞在制作期間が8月6日〜8月31日
展示期間(完成後)が9月2日〜11月6日まで。

9月の黄金町バザールも見てきました。


posted by さくらん at 03:12| Comment(17) | TrackBack(1) | おでかけ記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さくらんさんこんにちは。黄金町懐かしいです。
あの細い路地裏がアートに変身!ですね。ここ
大館でも、地域活性の一環として同じような
ことが行われています。地元もゆっくり歩いて
みたいと思います。
Posted by まるも at 2011年08月28日 12:11
黄金町、日ノ出町というと
暗いイメージがあるけれども、
アートの町に変わりつつあるんですね(^o^)
あーっと驚いた(^^;)
Posted by ずぅ at 2011年08月29日 01:00
さくらんさん、こんにちは^^

横浜美術館の方には行きましたが、
こちらには時間の関係で行けませんでした><
最近、下町の町家を再利用したカフェや
アート関係のテナントが増えてきましたね〜♪
アートは美術館の中だけではなく、
気が付けば街のあちこちに存在すると思います。
こういった企画はどんどん増えて活発化して
くれると嬉しいですね^^
Posted by cyaz at 2011年08月29日 08:22
素敵なアートの集団ですね
素晴らしいです
Posted by ryuji_s1 at 2011年08月29日 15:35
さくらんさん
コメント有り難うございます
素晴らしいアートがいっぱい
素敵ですね
Posted by ryuji_s1 at 2011年08月29日 16:10
★★>> まるも at 2011年08月28日 12:11
大館でも行っているんですね!こういうイベントは作品を通してその町を見ることが出来るのが面白いと思います、
同じ作品を設置したとしても
横浜と大館ではまったく異なって見えるんでしょうね。
黄金町には初めて行きましたが
手前がごみごみした下町風、
でも川沿いに遠くを見やると
みなとみらいのビルが見えて面白い地域ですね。


★★>> ずぅ さん
野毛山動物園に行ったついでに野毛に降りてみて
横浜にもこういうエリアがあるんだーと思っていたんですが
黄金や日ノ出といろんな顔を持つのが
横浜なんですね。
こういう自由な企画を実行出来る
横浜・黄金町って素晴らしいですね!


★★>> cyaz さん
TB有難うございます!!トリエンナーレも観たかったのですがボリュームがあるので無理かな・・・と諦めていたんです、
なのでTBいただけて嬉しかったです!
美術館というハコを飛び出すと
可能性は無限大ですね、
こういう試みって素敵だと思いますし
試みを実行出来る町って素晴らしいですね、
もっとあちこちで行って欲しいですね!


★★>>ryuji_s1 さん
黄金町バザールはギャラリーを覗くだけでなく、
餃子やお惣菜を販売したり
みんなで打ち水をおこなったりするようなイベントもあるそうです、
自由な企画が多いのも素敵なイベントです。

Posted by さくらん at 2011年08月29日 16:44
イベントって、楽しいですよね〜
Posted by タミリン at 2011年08月29日 21:48
スッティラットさんみたいな作品は、Jean Tinguelyさんも似たようなものを作っていました。スイッチを押すとガラクタが動き出すんですよね。動画をお付けできないのが残念ですが、なかなか面白かったです。

このまち、青線地帯で有名だったんですね。その存在すら知りませんでした。行ってみたいなぁ。行けるかな。
Posted by ふじふじ at 2011年08月30日 17:35
面白い企画ですね。
制作中って興味深いですもの。
竜宮美術館の草、
ほんとにがんばろう日本の象徴のようですね。
Posted by むんみー at 2011年08月31日 08:00
出来てないっていってる6千円の青い猫が気になります、
画像名が赤い靴をはいた猫でしたけどたしかに赤い靴はいてますけどそれより体が青いのが気になります。
売ってるんですか?6千で?
Posted by わち at 2011年08月31日 19:10
★★>> タミリンさん
イベントって面白いですね、
外へ出てなにか覗いてみると
新しいことや楽しいことが
向こうからやってきてくれますね。


★★>> ふじふじ さん
私もつい最近まで横浜にこういうエリアがあったなんて知りませんでした、
でも町を変えて行こうと動き出したのは2005年というから
違法飲食店があったというのも結構最近の話らしいです、驚きでした。
Jean Tinguelyさん、スイスの方なのね、動画見てみましたが大きい作品なのにどこか繊細で面白いっ!紹介どうもありがとう!


★★>> むんみー さん
制作過程までも公開しちゃうし
制作にかかわらせてもらえるという
面白い企画でした。
草が生えてるのに最初驚きましたが
東北の力を紹介する作品の展示場所に
似合う気がしました。


★★>> わちさん
赤い靴を履いた青い猫さん、コレも売ってると思います、
赤い靴型のハリボテの中でミシンガタガタ制作しながら
出来あがったぬいぐるみ販売してました、
どうぞ触ってみて下さいねーって言ってくれるんですよ、
3千円ぐらいのをいっぱい売ってたようです。
触れられたり買えたりするのも
楽しみ方として新鮮に感じます。
Posted by さくらん at 2011年09月01日 13:01
こんばんわ(^-^)

いろんな人々の想いを詰め込んでそれぞれの部屋の歴史が続いてきたんですね
今年は震災後、東京と静岡を行き来していたので横浜にも3回くらい行きました
いつも港のあたりで目的を果たしそのまま帰るだけという・・・(笑)
次の機会にはこうした場所もゆっくり回ってみたいなって思います(^^)

さくらんさんの記事を見ているとその場所にいる気分に浸れちゃうんですけどね
(^o^;)
Posted by 空 at 2011年09月04日 00:21
★★>>空さん
こんにちは、静岡から横浜に何度もいらしていたんですね、
横浜も広く、港のあたりも観るモノするコトいっぱいですから
なかなかこのエリアまでは到達出来ないと思いますが・・・こういうテイストも含めて横浜という街なんだと思います。
ちょっと足を延ばして見ると
思いもかけない面白いモノに出会うもんですね、
家に籠らず、外へ出なくちゃ、って思いました。
Posted by さくらん at 2011年09月05日 10:44
なにやら、すごいところですね。横浜もこのごろぜんぜん行ってないから、グルーり歩くのも
良いですね。このアートを見てから
港の方へ歩いていくのも良し。
良い運動になりそうですね。
さくらんさんのように芸術を見れる方が
参加できればここの美術館も
身近なものになりますね。

葉っぱ、いいですね。
あしたのジョーのたんぽぽみたいに
想いをのせて、頑張ってもらいたいという
気持ちが作品に出ているようですね。
暗い話が多いので心を躍らせて
いただけるものがいいですね。
Posted by yottyan at 2011年09月08日 14:17
★★>>yottyanさん
横浜といってもいろんな顔があるものですね、
このエリアだとゴミゴミした街並みなのに
少し遠くを見やるとみなとみらいのビル群が見えて不思議な感じがしました。
そうなんです、そんなにボリュームはないアートイベントなので
黄金町を見てから港の方へ川沿いに歩いてゆくのも面白そうです。
葉っぱに想いをのせて、そしてその数が沢山芽吹いたかのようです。
最近では私も明るさや希望を感じさせてくれる作品が好きになってきました。
Posted by さくらん at 2011年09月12日 12:30
こんばんは^^ 何もしてないのに「夏バテ」。。。殆ど、お客様が来られない時はゴロゴロしている今日この頃。。。
完成も良いけど、其の過程を見れる事も又素晴らしいかとも^^
次男が喜びそうだね!!! 町をアートで埋め尽くす本当に色んな作品に刺激されて、又違う作品が生み出され作って居られる方々にも素晴らしい環境だと思います^^
京都は「妖怪商店街」とか毎年恒例の「妖怪列車」等、う〜ん、微妙かなぁ〜
お陰様でまだ見つかって無いから、多分、誰かに拾われたと思う、嫌、そう思いたい。。。 おとなしく可愛い猫ちゃんだったからね〜 さすが15万。。。
今はね〜 長男友に借りた「ぬらゃりひょんの孫」を読んでます。。。
長男から頼むとうるさいから友母から頼んだ。。。
我が家の変わった「芸術家」は「招き手」を作ってたよ(長男とちょっと怖いなぁ〜といいながら)。。。「恵まれないTちゃんに愛の手を」と一円募金で。。。汗

Posted by じゅんこ^^ at 2011年09月16日 17:58
次男くんはこういうのお好きですか、
町中を探しながら歩くのでこういうのは小学生でも小学生なりに探検気分で楽しめるんじゃないかと思います。幅広い年代が楽しめるイベントは楽しいですね。
京都なら妖怪、それが商店街ですか!面白そう、町と歴史を活かしたイベントですね、列車にも乗ってみたいし、私も見てみたいです!
猫ちゃん、家族と同然の大切な存在なんでしょうね、
早く見つかりますように。
Posted by さくらん at 2011年09月28日 13:36
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