2008年05月08日

★讃岐うどん なかむら★

ゴールデンウィークは広島親類にお邪魔していたのですが
そのうち1日を借りて
香川うどんを食べに行ってきました。
憧れの ”うどん巡礼” です。

滞りの無き高速道路瀬戸大橋だってスイスイなので
もうちょっとだけ混んでくれれば
からの眺めをゆっくり楽しめるのに、と
不謹慎な考えも。

まず目指したのは
亀山市飯山町のなかむら
このお店は「 ネギ無いで。 」と言ったら
「 やかましい!裏の畑から抜いてこい! 」 と店主が言い放ったという伝説
そのうどんの美味しさからどのガイドブックも薦めている人気店
映画「UDON」にも出ているそうです。
ただ、店舗も見つけ難さでも有名だと聞いていたので心配したのですが
お店はすぐに分かっちゃいました、
土手沿いに予想外大行列がありましたから。

  なかむら待ち時間表示看板.jpg

2 6 0 分

待ち時間260分だそうです。
それは何時間になるのだ?
あまりに突拍子も無い数字を目にして思考停止
1時間待てと言われたらを読もうかゲームでもしようかと
時間潰し模索し始めるけれど
260分を待つというコトが想像出来なくて
ただただ笑ってしまいました。
諦めるというコトを考えなかった私達、が溶けていたんだろうか。

10時前[ 販売終了 ]という残酷が貼り出される。
すでに並んでいる私達は食べられるけれど
うどん玉数が足りないからもう並んでくれるな、というコトらしい。
9時開店なのに1時間足らずで打ち切りだとは。
その後もひっきりなしに人がやって来ては
販売終了を知りガックリして帰って行くのが見えるので
胸が痛みます。 遠くから来た人も多いんだろうな・・・


並んでいる時の私達は
260分と云いつつも本当はもっと短いんじゃない?
うどんだから回転早いだろうし。 と考えていたのですが
後に自分の甘さを知ります。
結局、
うどんに入れるまでに4時間! 
240分も並んでしまったのです。

交代散歩したり、一冊読み終えちゃったりしながら待っていたので
時間は潰せましたが
暑くて恐ろしく紫外線の多い時季に、良く4時間も待ってしまったものだと
自分でも半ば呆れつつ思います。


これが私を4時間待たせたなかむらです。
なかむら 飯山町.jpg

煙突の突き出た納屋のごとき建物
白いのれん『なかむら』と書いてあるものの
知らなければ絶対に見過ごしてしまう店構え。
なかむら.jpg値段表.jpg

私が店に入った時にはサイドメニューえび天のみ
かけ用冷たいダシ汁終了
自分ですりおろすショウガも無し。
かろうじて擦れるぐらい残っていた大根も私が半分擦ってしまいました、
後ろの人ごめんなさい。

なかむら テボ.jpgセルフ台.jpg

このなかむら
ネギも自分で切って
うどんも自分でテボ持って湯がかなければならず、
究極のセルフうどん屋としても有名なんだそうで
作家村上春樹氏が
『讃岐・超ディープうどん紀行』の中で
そのセルフスタイルの在り方を
”ディープ中最ディープのうどん屋と評した上で
”マニアックにうどんの好きな方には是非試していただきたいと思う。
苦労して行くだけの価値のあるうどん屋

絶賛紹介していたのですが
この日はネギも山盛り切って置いてあるし
うどんもお店の人が湯がいてくれたのです。
ディープセルフスタイルを楽しみにしていた私には残念でしたが
いつものスタイルだったならさらに時間がかかったコトでしょう・・・



お待たせ致しました、 冷し醤油うどんです。

.jpg
丼ぶりから大きくはみ出しているのは100円えび天
普通の海老天麩羅ではないんですね、
ごと入れた海老すり身を付けて揚げたモノ。
海老の味はあまりしないけれど美味しい練り物です。

ビシッとエッジが立って ぴかぴかなうどん
しなやかなコシがあって
気持ちの良いノド越し。
からもかすかにの味を感じます。


相方は生卵をかき混ぜた丼ぶりうどんを入れてもらい、
生醤油を垂らした 釜玉うどん 

なかむら かまたま.jpg

白いうどんに黄色い玉子液がねっとりと絡み
想像のさらに上を行く味でした。
月見うどんよりもカルボナーラの方が感覚的に近いかも。


実はワタクシ、4時間も待ったのに
うどんを食す段階で大きなミスを犯してしまいました。
当日は冷たいダシ汁終了しており、
熱いダシ生醤油2択だったのですが
暑いさなかにに熱い汁をすする気になれず
醤油うどんを選んだ私。
ちゃーーっと醤油を垂らしてみたものの、
色の薄い醤油なのでなんだか掛かった気がせず
さらにちゃっちゃっとかけ足して
塩っぱすぎるうどんにしてしまったのです。

醤油なんて1垂らしで充分だったのかもしれない。
思い切って言うなら、醤油なんが無い方が
うどんの味をしっかり味わえたんじゃないかとさえ思う。
 
かまたまうどん醤油を垂らしていた相方も
同じように塩っぱくしており
私達はせっかくありつけた美味しいうどん
自分達ので台無しにしてしまったのでした。

もう一度あのコシのあるなかむらうどんを食べたい、
塩っぱくない、良い香りのしていた冷たいダシ
大根おろしをたっぷり掛けて食べてみたい、と思うのです。
いつか再訪したいものです、 空いている時に。

なかむらのれん.jpgえび天ひやひや.jpg熱いだし.jpg

うどんを食べ終えて店を出ると
なんだかいい形をしたさぬき富士が見えました。


さぬき富士.jpg


なかむら
住所:〒762−0087 
香川県丸亀市飯山町西坂元1373−3
電話:0877-98-6658
営業:9:00〜14:00頃(麺無くなり次第終了)
定休:火曜日
なかむらHP
タグ:うどん
posted by さくらん at 21:39| Comment(16) | TrackBack(0) | 旨旨御飯